2009.1.26の1
クライストチャーチの夜が明けた。
第二日である。
朝食(バイキング=日本のホテルとまったく同じようなもの)を食べて、ホテルをチェックアウトし、マウントクックへ向かうグレイトサイツのバスに乗り込む。
運転手が観光案内をして、日本人女性のガイドは付くが、一応路線バスである。
乗客は40人弱。日本人は、数組といったところか(他にもアジア人が居るが、多分中国人と思われる)。
町を出ると、延々とこういう風景が続く。
ニュージーランドは、一見緑の多い自然豊かな国に見えるが、実は、もともとあった森林のほとんどが牧場にするために焼き払われてしまった国だ。
だから、森林面積は日本の方がずっと多い。
その他の植物も、外来種が大きな顔をしてはびこっている。見かけほど、自然に恵まれた土地ではないようだ。
テカポ湖のほとりに建つ「良き羊飼いの教会」で一休み。
またしばらく走っていくうちに、マウントクックが見えてきた。
マウントクックのふもとから、ヘリに乗ってマウントクックの向かいに有る山の上へ。夏でも雪が残っている。
マウントクック=標高3,754mだから、富士山とほぼ同じ高さ。だが、富士山のように中腹まで道があるといった優しい山ではない。
しばらく景色を楽しんでまたヘリポートへともどる。
つづく