おまけです。
お土産は、どこへ行っても羊とキウィが定番(あとは、ウール製品とオールブラックスのグッズね)。
というか、各地の特産品といったものがあまりないので、国中同じような品物しか置いてないのである。
キティちゃんだけは、かの○Kショップでしか手に入らない。
ただ、ストラップは、いったい何のコスプレをしたキティちゃんなのかよく分からない。
イラストの入ったメモ帳を見ると、羊とキウィとコアラとカンガルーなのだが、…ストラップは分からない。
そばにいた大阪のおばちゃんが、「これなんやの?」と首をひねっていたので、そのメモ帳を見せると、「ああ…でも、分からんわあ」。
だそうです。きょ○さん、デザイン変えた方が良いと思うよ。
ウール製品というと、最近人気なのがポッサムの毛を混ぜたものだという。ポッサムだけの毛のものも人気だそうな(毛の中心が空洞になっているので、軽くて暖かい)。
ところが、ニュージーランドでは、このポッサム(クスクス亜目の有袋類で、同じポッサムといっても科の違う何種類かの動物がいるようだ)くらい哀れな立場の動物もいない
1837年にオーストラリアから持ち込まれたのだが、天敵がいないことからニュージーランドで大繁殖してしまった(うさぎも、この国では同じような歴史をたどっているのだが)。
樹木を食い荒らすため、今では、日本でのドブネズミのような扱いで、車で走っていて見かけたらはね飛ばしてもいいことになっている(というか、こんなジョークもある。「ポッサムを見かけたらひき殺せ?それはだめだ」「え?」「ひいたと思ったら、引き返して…」「で?」「もう一度しっかりひかなくちゃ」)
実際、あちこちで道端に転がっている彼らを見かけた。
オーストラリアだったら天然記念物として保護されるのに、人間の気まぐれからえらいことになったものである(ウサギも、穴を掘って家畜を骨折させたり、牧草を食い荒らすので害獣扱い)。
一見のどかなニュージーランドだが、自然については人間が好き勝手に破壊してしまった国でもあるのだ。
スーパーやコンビニものぞいて見た。
ペンギン味のチップス?まさかね。
けっこう日本のものも売っている。
コンビニにも、寿司ロールが並んでいる。
寿司ブームのおかげで、ワサビの消費量も増えているそうだ。
で、ワサビの栽培を始めたニュージーランド人がいるのだが、日本に輸出したら、商品にならないといって送り返されたとか。
ある日本人が、それを見せてもらったら、日本の何倍もあるでかいワサビ。当人は、「こんな大きいのが出来たんだぜ」といばっていたそうだが…日本では、でかけりゃいいというものではないんだな…。
スーパーで売っている肉もでかい。
この国では、牛肉より豚肉の方が高級品だ。同じ大きさで3倍くらいの値がついていた。
いろいろなペイントを施されたバスが走っている。スパイダーマンかと思った…。
昇降口は思いきり低い。車イスでも問題ない高さだな(日本でも対応した乗り物は増えてはいるが…)。
クライストチャーチにあった電話ボックス。オークランドのものは、ごく近代的なものだったが、スペースは大きかった。
まだ1月中だったので、いろいろな店で新年のセールをやっていた。
コミック店のディスプレイ。コスプレ用の店も見かけた。
もちろん、カラオケバーもある。
エレベーターのボタン。1階が「G」である。「1」を押すと、日本での2階に行ってしまうのでご注意。
「閉」ボタンを押すのは日本人だけだというのは嘘である。どこの国のひとも、たいていみんなが乗り込むとさっさと押していた。
実際に見てみないと分からないことが、この世には沢山ある。