世の中には、湯たんぽにお湯を入れるのに苦労している人がけっこういるようである。
まあ、それに対してのアドバイスは「100円ショップでじょうごを買うのが一番」というものが多いわけだが、多分それが正解だろう。
ただし、たいていの湯たんぽにとっての普通のじょうごには、重大な欠点がひとつある。
湯たんぽの背は丸い(平らになっているものでも、じょうごの底の傾斜は問題かも)。
そして、湯たんぽの口はじょうごが安定するほどには大きくない。
そう、斜めに傾く。そして、勢いよく湯を注ぐとひっくり返ったりするのである。
で、そういうことのないように、ほとんどただで湯たんぽ専用じょうごを作る方法をご紹介。
使うのは、温かい飲み物用の500ミリリットルのペットボトル(四角の方がいいかな)と、カッターナイフのみ。
ペットボトルを、適当な長さに口の部分、真ん中、底の部分と3つに切り分ける。
使うのは、そのうち真ん中と口の部分。
口の方を、真ん中の部分に押し込んで、口が、湯たんぽの注ぎ口にはまるくらい出してやれば出来上がり。
注ぎ口に、ペットボトルの口を差し込んでやれば、真ん中の部分のボトルの切り口が支えになるので、ひっくり返ることもない。
深めに作っておけば、相当に勢いよくお湯を注いでも、こぼれることもない。
沸騰したお湯を注いでも、ペットボトルが変形することもない(もう4年くらい同じものを使っているが、今のところ問題なし。ただ、最近増えている薄手のボトルは使わない方がいいかもしれない)。
※私の使っているのは「立つ湯たんぽ」という製品。
他の湯たんぽと口径が同じかどうかは分からないので、もしペットボトルの口がはまらないような製品のときは使えないかもしれませんので悪しからず。
いずれにしても、熱湯を扱うときは、ご用心!