仲間の娘さんの所属しているダンススタジオの公演があって、みんなで出かけてきた。
2時間30分の予定が3時間近くになる熱演で、なかなか楽しかった。
ただ、ダンスはさすがのものだけれど、間に挟まれたコントというか、ちょっとした芝居の部分のせりふがうしろの席ではほとんど聞き取れなかったのが残念。
ザ・コンボイを意識したような舞台構成だったので、どうせコントをはさむのなら、せりふもきっちりと客席に届くようにしないとね(役者ではないとはいえ)。
第2部は歌が中心で、ゲストに元宝塚の但馬久美が加わるという、なかなか豪華なものだった。
久しぶりの茅野市民館。
中に入ると、相変わらず無駄な、いやぜいたくな空間の使い方が気にかかる。
外の空間は有り余っているのに、肝心のホールは相変わらず座席の間が狭苦しく、大きなからだの人には気の毒なくらいだったからだ。
それでも、だいぶ予算をかけて改善したとかで、前の人の頭は以前よりは気にならなくなったが、まだ、舞台の先端部分はよく見えない。
最近の映画館が、座席の段差に工夫して前の人の頭が気になることがほとんどなくなりつつあるのに、困ったものだ。
舞台を設計するのに、有名な建築家にたのむと、たいていこういうことになる。
何故、こういうときお役所は、まっさきに舞台関係者に意見を聞かないのだろうか?不思議でならない。
マルチホールだそうだが、マルチなものがいろんなニーズを満たすことは、まずありえないのに…。