今年も、稲荷神社のお祭りの季節がやってきた。
今年は、町内にあるふたつのお稲荷さんの祭りが二日続いた。
でも、来る神主さんは同じである。
うちの方の部内にあるお稲荷さんは、子供が中心で、子供たちが夕方ごちそうを食べた後、大人たちの直会(なおらい)がある。
もうひとつのお稲荷さんは、子供は、小学校の新入生がお参りするだけで、直会は大人の役員が出るだけだ。
こちらの方が、江戸時代前からあるらしい古いお稲荷さんなのだが、お祭りの仕方は、うちの部の方が本物という気がする(まあ、どちらも正一位だから、格はおんなじだが)。
※京都伏見の稲荷大社を本社とする稲荷神社は、その数3万ともいわれるが、個人的に裏庭などに祭っている稲荷社を数えたら、数百万にもなるだろうとのこと。
もともとは、名前の通り農業の豊作を祈るための神様だったが、後に仏教の荼梖尼天(だきにてん)と習合する。
お稲荷さんの使い姫が狐になったのは、荼梖尼天が狐に乗っているからだそうな。