毎年、編集者の小宮山量平さんの誕生日を楽しみにしていた、作家の灰谷健次郎が亡くなって(2006年11月23日)から、2年目の5月が巡ってきた。
「忍ぶ会はしないで…」という灰谷の言葉で、彼の命日ではなく、小宮山さんの誕生日を祝う会を「卯の花忌」と名付けて、彼について語る会が開かれた(上田駅前の「エディターズミュージアム」)。
ゲストは、灰谷の友人であった永六輔さん。そして、彼の作品に挿し絵を描いてきた坪谷令子さん、彼と交流のあった歌手の(チョ・パギ)さん、それにマジシャンの花島皆子さん。
花島皆子さんは、子どものマジックを見ての感想文を読みつつ、マジックをくり広げ、趙博さんも、突然舞台に上げられて戸惑っていたが、「ヨイトマケの唄」他を披露してくれて、楽しい会になった。
永さんは、電柱と喧嘩して目の周りを負傷。生まれてはじめてのサングラス姿だった(ちょっと、エイ・チャールズ…)。
小宮山さんは、今年で92歳になったが、相変わらず元気である。