皆さんのうちでも、春に蒔いた朝顔が大分伸びはじめていることと思う。
さて、伸びはじめたのはいいが、蔓が巻き付くための支柱を立てるのが面倒だ、伸び過ぎると置いておく場所がない、手入れが大変そうだ…要するに、手抜きをしたいという方もけっこう居られるのではないか?
そんな方たちのために、簡単で場所も取らない朝顔の仕立て方をお教えしよう。
多分、今はこれくらい伸びた苗が多いかと思う。本葉が5〜6枚の状態だ。(もっとも、もっと伸びてしまっていてもいっこうに構わないのでご心配なく)
ひと鉢に植えるのは、1本か2本(プランターだったら、その大きさに合わせて)。
まずは、この一番先端の蔓を、摘心して止めてやるのである。
ハサミでも爪の先でもいいから、葉を4〜5枚残して芯の蔓を切ってやる。
この状態にすると、しばらくして、残った葉の付け根から脇芽が伸びてくる。
その蔓がある程度伸びたところで、また止めてやると、そこからまた脇芽が伸びる。
あとはこの繰り返しで、気に入った形に仕立ててやるのである。
要するに、伸び過ぎたところを切っていればいいだけだから、気楽なものである。
そのうち、花芽があちこちにつきはじめる。伸び過ぎたところの花芽を残したいと思ったら、蔓どうしを絡み合わせてやればいいのだ。
続きは、また…。