ヒルザキツキミソウと
アカバナユウゲショウが咲きはじめた。
同じ仲間だから、花の形はよく似ているが、
大きさはこんなに違う。
月見草と違って、両方とも昼間咲く花。
いわゆる「月見草」を、黄色いマツヨイグサやオオマツヨイグサのことと思っている人も多いが(同じ仲間ではあるけれど)、
本物は真っ白い花で、朝になるとピンクに変化する(形は、やはりヒルザキツキミソウに似ている)。
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)=アカバナ科マツヨイグサ属・北米原産の帰化植物。
アカバナユウゲショウ(ユウゲショウ・(赤花夕化粧))=アカバナ科マツヨイグサ属・原産地は南米から北米南部。明治時代に鑑賞用として渡来。
ツキミソウ(月見草)=アカバナ科マツヨイグサ属・メキシコ原産で江戸時代に鑑賞用として渡来。
マツヨイグサ(待宵草)=アカバナ科マツヨイグサ属・南米原産で、江戸時代に日本に渡来。
というわけで、日本で月見をしている風流な花は、みんな海外出身。何だか、大相撲みたいな…。