テレビで亀田弟のボクシングの試合を見た。
特別ボクシングに詳しいわけではないのだが…。
相手が弱すぎやしないかい?
脚本通りの1ラウンドノックアウト?
そんな破たんのない格闘技の試合のどこが面白いのだ?
興行というくらいだから、多少のショーアップのための対戦相手選びというのはあるのだろうさ。
だが、ああまであからさまに力の差のある相手をぼこぼこにしたからといって、そりゃ、芝居としても下の下ではないか(背中や、後頭部を殴るのはありなのか?)。
映画の話だけれど、「ロッキー」が面白かったのは、当て馬にされたはずの無名ボクサーが頑張っちゃうからであったのだ。
ヤンキーの兄ちゃんの想定通りの試合なんて、バラエティーにしても台本が下手すぎるぜ。
最近のテレビの駄目さ加減は、こんなところまで悪影響を及ぼしているようだ。
亀田兄の試合もあったようだが、見る気は失った。
※茶番劇=大部屋の役者が楽屋で茶番をしながら余興でやった芝居から。
即興の素人芝居ということから、底の見え透いた馬鹿馬鹿しい物事をさす。