記念日キネマ 186
10月28日「群馬県民の日」
・1871年(明治4年)の今日、群馬県の名称が初めて使われたことを記念して、1985年(昭和60年)に県が制定したもの。(記念日協会)
「ここに泉あり」1955年・中央映画
監督:今井 正
主な出演者:小林桂樹、岡田英次、岸恵子、成瀬昌彦、加東大介 、三井弘次、大滝秀治ほか
群馬県を題材とした映画というと…。
「終戦直後、ひとびとの心は荒んでいた。
その時代に、群馬県高崎市に、市民フィルハーモニーが生まれた。
だが、マネージャーの井田の努力にもかかわらず、楽団員たちのその日の生活にも困る有り様だった…」
群馬交響楽団をモデルとした作品。
おまけ:「ここに泉あり」が公開されると、全国の劇場に300万人が足を運んだ。
活動に共感する寄付や公演依頼が各地からあり、翌年、群馬県は文部省から初の「音楽モデル県」に指定されることになる。