12月24日「クリスマス・イブ」
・キリスト降誕の前夜祭。キリスト教の祭礼のひとつだか、日本では宗教とは関係なく年中行事のようになっている。この日が近づくとデパートや商店街、一般家庭でもクリスマスツリーを飾ったり、クリスマスプレゼントを用意したり,クリスマスムードが一気に盛り上がる。(記念日協会)
「素晴らしき哉!人生」1946年・米
監督:フランク・キャプラ
主な出演者:ジェームズ・スチュアート、ドナ・リード、ライオネル・バリモア、トーマス・ミッチェル、ヘンリー・トラヴァースほか
クリスマス・イブを舞台にした、もっとも感動的な映画の1本。
「クリスマス・イブの夜、ひとりの男が、橋から身を投げて死のうとしていた。
彼の名は、ジョージ・ベイリイ。
子供のころから抱いていた、世界一周をしたいという夢を父親の死によって捨て、父の住宅金融会社を継いだ彼は、これまで貧しい人たちのために尽くしてきた。
だが、彼ら親子を快く思っていない人物の裏切りにあって、ジョージは、絶望の縁に立たされていたのだった…」
まさに、彼が死のうとした時、彼より先にひとりの老人が橋から身を投げようとする。
思わず、その老人を助けたジョージだったが、その老人は、実は…。
おまけ:「クリスマス・イブ」を「クリスマス前夜」のことだと思い込んでいる人はいまだに多いわけだが、「イブ」は「イブニング(夕方)」のことであり、「前夜」という意味はない。
ユダヤ歴の1日は、日没からはじまるとされているので、「クリスマス・イブ」は、まさに「クリスマスの日のはじまり」のことなのである。
したがって、「クリスマス・イブイブ」などというものは、当然のこと存在しない。