3月2日「ミニの日」
・3月2日の語呂合わせからミニの日。小さい物、ミニチュアを愛そうという日。ミニチュアのボトルとか、ミニチュアハウス、豆本など、世の中にミニチュアは意外と多い。ミニスカートの日ではない。(記念日協会)
「ハワイ・マレー沖海戦」1942年・東宝
監督:山本嘉次郎
主な出演:伊東 薫、英百合子、原 節子、加藤照子、藤田 進、大河内傳次郎、河野秋武、黒川弥太郎、木村 功、花沢徳衛ほか
ミニチュアと映画といったら、世界の円谷を忘れることは出来ないじゃないか!
まさに戦意高揚映画ではあるが、円谷英二の仕事を語る上では欠かせない作品。
「前半は、主人公の友田義一が、予科練の訓練を受けて、一人前の海軍パイロットに成長するまでが描かれる。
後半は、ハワイの真珠湾攻撃、マレー沖海戦へと続いてゆく」
日本の運命は、このあとのミッドウェイ海戦の敗北を契機に逆転し、敗北への道を歩んでゆくことになるのだが…。
おまけ:戦後この映画を見たアメリカ側が、攻撃シーンはすべて実写だと疑わなかったというエピソードが、特撮のクオリティーの高さを示している。
円谷プロを買収した吉田TYO社長は「CG合成に慣れた今の時代、もはやミニチュアワークは求められていない」とか言ったらしいが、問題はミチュアワークかCGかといったところにあるのではないことは、出来上がった作品を見ればひと目で分かることである。
映像マジックの面白さ、ということを全く理解していない人間の発言だな。