ギャグ漫画、ナンセンス漫画の巨人が亡くなったのは、2000年の4月23日だった。
え?赤塚不二夫が亡くなったのは、2008年の8月2日だろうって?
いやいや、赤塚不二夫の話をしているのではない。
赤塚不二夫が登場する前、まだほんの子どもだったわたしに、「なんじゃこりゃ」という衝撃を与えたのが、杉浦茂の「漫画」だった。
冒頭の画像に登場する人物の手の形を見れば分かる通り、赤塚不二夫にも多大な影響を与えた漫画家である。
赤塚不二夫の世界が、次第に過激な超ナンセンスとでも言うべき方向に走って行ったのとは違って、このひとの世界はのほほんとしているのに徹頭徹尾ナンセンスで奇々怪々、いや、ナンセンスを通り越してまさにシュールであった。
1993年頃、彼の作品集が刊行されたことがあった。全部で5巻出るはずが、4巻まででたところでぴたりと止まってしまった。
どうしたのだろうと思って、わざわざ出版社まで問い合わせたのだが、いつになるかはっきりしないという話。
杉浦茂の体調が悪くて、途中で駄目になったのかなあとあきらめていたのだが、それから3年経ってようやく出版された。
それも、88歳にして新作が1本入ってである。絵そのものは、往時の力強さはないが、シュールさは相変わらずであった。
彼が亡くなったのは、92歳。
ナンセンスの系譜を継ぐ赤塚不二夫には、杉浦茂を越えて100歳にして強烈な世界を展開するくらいまで行って欲しかったのだが…。
合掌。
人海戦術と武闘映画で培った釣りの技術と映像感覚の融合を活かしきったチャン・イーモウの演出のものすごさに感激するとともに、中国の秘めているただならぬ力の恐ろしさも同時に感じた夜。
この開会式の成功だけで、中国にとって北京オリンピックを開いた意味はあったということなのかも知れない。
毒ギョウザひとつ追求出来ぬ日本が、遠くうしろに置き去られて行くような漠とした不安。
グリーンカーテンも大分形になってきた。
朝顔も色とりどり咲きそろうようになった。
ただ、8時頃になるとすでにしぼんでしまうのが残念(ヘブンリーブルーだけは、昼近くまでがんばっているのだが)。
先日の新聞うさぎ、色付け完了。
新聞だけでやめるのとどちらがいいかは、見るひとの好みだな…。
色々コツが分かってきたので、もうちょっと大きなものに挑戦してみるか。
六四三妄像(妄想で作った像)は、佐久市中込の楽音酒家(らくおんしゅか)
「OASIS346」に置かれることになった。
興味のある方はお出かけを(美人のママが待ってます)。
春からはじめた町内の菜園で、じゃがいもの収穫。
一見、雑草畑のようだが、掘って行くとじゃがいもがゴロゴロ。
こんなでかいのがいくらでも出てくる。
6キロ植えた種芋が、麻袋10杯くらいになった。
朝から、カンカン照りの炎天下で、何度もタープの下に逃げ込んでは水分補給。立ち上がるとくらくらするほどだ。
熱中症に注意せねば。
スイカやメロンも大分大きくなってきた。スイカを試食してみたが、けっこう甘くなっている。
カボチャは、まだ早かった。